空に還ったあの子は、今もあなたを思っています
空に還ったあの子は、今どうしているのだろう。
そんなことを考える瞬間はありませんか。
家の中の静けさに気づいた時。
お気に入りだった場所をふと見つめた時。
季節の花が咲いた時。
空を見上げた時。
何気ない日常の中で、あの子の存在は今もそっと心によみがえります。
姿は見えなくなってしまったけれど、
一緒に過ごした時間まで消えてしまったわけではありません。
むしろ、大切な存在だからこそ、その時間は心の中で生き続けています。
「もう会えない。」
そう思うと胸が苦しくなります。
けれど、見えなくなったことと、つながりがなくなったことは同じではありません。
私たちは大切な人を思い出すことがあります。
それと同じように、
あの子もまた、あなたとの日々を大切に抱いているのではないでしょうか。
あなたが名前を呼ぶ時。
写真を見つめる時。
思い出話をする時。
「会いたいな。」
そう心の中でつぶやく時。
その想いは、決して一方通行ではないのかもしれません。
悲しみに暮れている時、
「あの子は心配しているのではないか。」
そう感じる方も少なくありません。
いつもあなたのそばにいたあの子は、
あなたの笑顔が大好きでした。
だからこそ、
涙ばかりの日々を見ていると、きっと胸を痛めているでしょう。
でも、「泣いてはいけない」ということではありません。
涙は、大切に愛した証だからです。
悲しい日があってもいい。
何もできない日があってもいい。
思い切り泣く日があってもいい。
その一つひとつの時間も、
あの子との大切な時間の続きなのです。
そして、少しだけ笑えた日。
「あ、このお花、あの子が好きそう。」
そんなふうに思えた日。
空を見上げて、
「今日は気持ちいいね。」
そう話しかけられた日。
そんなあなたを見て、
あの子もきっと一緒に微笑んでいるでしょう。
いきものたちは、私たちにたくさんの贈り物を残してくれます。
言葉では表せない安心感。
無条件の愛。
何気ない毎日がどれほど幸せだったのかという気づき。
だからこそ、
深く愛した人ほど悲しみも深くなります。
その悲しみは、弱さではありません。
それだけ大切な命と出会えた証です。
無理に元気になろうとしなくてもいい。
忘れようとしなくてもいい。
悲しみを消そうとしなくてもいい。
少しずつ、
少しずつで十分です。
悲しみは、なくなるものではなく、
形を変えながら愛へと育っていくものなのかもしれません。
そして、私は信じています。
共に過ごした時間は、今も終わってはいないということを。
姿は見えなくても、
あなたが思い出すたびに、その時間は静かに息を吹き返します。
春の風の中で。
夏の青空の下で。
秋の夕暮れに。
冬のあたたかな陽だまりの中で。
あの子との思い出は、
これからもあなたの人生を優しく照らし続けてくれるでしょう。
そしていつの日か。
また抱きしめられる時が来る。
その日まで、
あの子はあなたを責めることも、忘れることもなく、
優しく見守っているのではないでしょうか。
もし今、ペットロスの悲しみの中にいるなら、
どうか一人で抱え込まないでください。
悲しみには、寄り添ってくれる言葉が必要な時があります。
静かに涙を流せる場所が必要な時があります。
そんな願いを込めて、私は二冊の絵本を書きました。
🌸 『いのちのふるさと』
🌸 『タルトとホシのひかりのバトン』
どちらも、悲しみを急いで乗り越えるための本ではありません。
「忘れましょう」と伝える本でもありません。
大切な存在を愛した心をそのまま抱きしめながら、
少しずつ前を向いていけるよう、グリーフワークやグリーフケアの考え方を大切にして制作した絵本です。
もし今、この言葉が必要な方のもとへ届いたなら、とても嬉しく思います。
ペットロスの方へ。
ペットロスのためのグリーフワークの絵本をお探しの方へ。
ペットロスのためのグリーフケアの絵本をお探しの方へ。
あなたの悲しみが、やがて静かな光へと変わっていく、その日まで。
二冊の絵本が、そっと寄り添えますように。
amazonにてお迎えいただけます。

