承認欲求~愛をこじらせる人~

ふ化したヒナたちが

兄弟を押しのけて

母鳥から

エサをねだる姿は

生きていくために

必要な

命の要求である。

他の兄弟よりも

大きな声

大きな動き

少しでも前へ前へと

自分の存在をアピールする。

やがて

巣立てば

自分のチカラで

エサをとり

自分で生きていく。

わたしたちにとっての

承認欲求もまた

自然界の法則に従い

同じようなプログラムを持つものの

大人になってからも

この欲求を

こじらせるパターンが多い。

巣立ち前のヒナは

えさを欲しがるが

大人になった我々が欲しがるものは

自分を認めて欲しい

褒めて欲しい

という言い換えるならば

「愛」を求める。

この源泉は

幼少期にさかのぼる。

十分でなかった愛着や

親子間のやりとり。

失われた愛と

与えられなかった愛を

大人になって

埋め合わせをするがごとく

なにかにのめり込んだり

理想の自分を作り上げるために

虚勢を張ることもある。

また

そのような愛を欲しがる人に対して

コトバ巧みに

まるで

あなたの味方である

とか

自己肯定感の隙間を埋めるように

一見心地の良いコトバや手法で

満足させるような

ビジネスも

この世には溢れている。

日本では

機能不全家族は

8割にのぼるとも言われており

何かしらの形で

愛を求める人も少なくない。

それ自体は悪いことでもない。

自分の弱さや足りないものに気づいて

自分で自分を育てていくのが

本来のスピリチュアルであると

私は考える。

本当に自分が欲しいものは何か。

人として成長するために

自分に必要なものは何か?

それを知っているのは

メンターでもないし

カウンセラーでもないし

占い師でもない。

あなた自身。

巣立ち前のヒナのような

無防備で

純粋な

あの頃の自分を思い出すことは

本来の

承認欲求を

確認するために

必要と考えます。

そのために

安心な安全なガイダンスのもとで

過去の自分と出会うことも

愛をこじらせない生き方の

大きなヒントなります。

カウンセリング、ご相談はオンラインにて行っております。

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